ドローン検定
2021年の11月ごろになりますが、ドローン検定の3級を受けてきました!
正確には「無人航空機従事者試験」となります。
今、無人航空機ライセンス(国家資格)が話題になっていますが、それに合わせて国家資格となる前に民間の資格を取っておけば、免除項目として生かすことができるのでは。資格もってれば有利に働くかもしれないという人が増えているかもしれません。
実際はどうなるかはっきりしたことはわかりませんが、知識を入れるということはドローンを操縦する上でとてもいいことだと思いますので、取れる人は取っておいたほうがいい資格だと思っております。
「ドローン検定協会株式会社」という会社。通称「ドローン検定」と言われております。試験はだいたい年6回、全国で試験が行われております。
試験日も基本日曜、祝日となっておりますので。仕事や学校に通われている方でも受けやすいと思います。
基本学科だけ座学のみの資格となります。いろいろ調べたのですが、ひとまず学科だけで簡単に取得でき、受験料もそれほど高くないのでやってもいいかなと思いました。
その他のドローンスクール
DJICAMP・JUIDA・DPA などなどいろいろとありますが、実技とセットで30万前後普通にかかってしまうため、始めるには手ごろなドローン検定が一番いいです。
試験内容
ドローン検定
4級、3級はだれでも受けることができます。2級は3級保持者。1級は2級保持者となります。
- 2022/3月現在の受験料
- 4級 3,000円→ 3,200円(税込)
- 3級 5,600円→ 6,600円(税込)
- 2級 12,200円→ 12,900円(税込)
- 1級 18,300円→ 18,800円(税込)
※令和4年5/22実施 第41回より受験料が改訂されました。
受験場所は1都道府県でだいたい3か所ぐらいあります。
私は東京の中央区会場で受けてきました。
1階のセミナー室のような場所で、15人から20人ぐらいでした。
試験はマークシート4択で、50問。
まあ、1問2点で80点以上で合格なので問題ないかと思います。100点満点中80点合格。
時間は15時10分から16時40分の90分間。でも1時間ぐらいで大体の人が終わって
退室してました。
基本、検定から出ている問題集をやっていれば合格できると思います。
(2級、1級はどうかわかりませんが。。。)
試験出題範囲
ドローン検定の出題範囲となっております。1級が全項目で、2級、3級と項目が少なくなってきます。大体の人は4級はパスして3級からになると思いますので範囲を確認してみてください。
2級は3級+アルファといった感でしょうか。
力学やバッテリーなどで計算問題もでますので、4択ではありますが回答できるように練習する必要上がります。
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | ||
---|---|---|---|---|---|
基礎知識 | 用語 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
動作 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
組織/制度/国際情勢 | ◯ | ◯ | |||
単位 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
基礎数学 | ◯ | ||||
物理学 | 力学 | ◯ | ◯ | ◯ | |
熱力学 | ◯ | ||||
流体力学 | ◯ | ||||
電磁気学 | ◯ | ||||
工学 | 航空工学 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
材料工学 | ◯ | ||||
流体工学 | ◯ | ||||
電気電子工学 | ◯ | ◯ | |||
無線工学 | ◯ | ||||
気象 | 気象学基礎 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
航空気象学 | ◯ | ◯ | |||
専門知識 | 機体構造 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
姿勢制御 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
動力/バッテリー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
送信機 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
GNSS | ◯ | ◯ | |||
リスク/メディカル | ◯ | ◯ | |||
TEM/SRM/CRM | ◯ | ◯ | ◯ | ||
責任/保険 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
航法 | ◯ | ||||
飛行計画/記録 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
法令 | 無人航空機関係 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
航空法全般 | ◯ | ||||
電波関連 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
その他ルール | ◯ |
ドローンの基本を学んだ上で、飛ばして操縦するほうがいいような気がします。
なので、子供と一緒に受験して一緒に合格できました。よかったです。
また、時間ができたら2級にでもチャレンジしたいですね。
2022年度と2023年度の試験予定を確認して申し込んでみてください。
3級合格者には合格証カード
2級、1級はピンバッチももらえます。
今後、ドローンが国家資格になる話もありますが、まずは簡単に始められる、ドローン検定3級(4級)から始めてみてはどうでしょうか。
資格取得の勉強をするため、テキストがドロン検定で販売されております。
3・4級用テキストと、2級用テキストとがあります。
なぜか1級用テキストはありませんでした。
3・4級テキストは最近内容が第4版となり、内容も追加されました。
何が変わったの?
3,4級テキストは最近内容が第4版となり、内容も追加されました。
特に法令部分が追記されております。
表紙がむらさきのものが最新となりますので、新しく購入の際は確認してください。
まとめ
これからドローンを始めようとしている方や、始めたものの飛ばす場所についての規制、法令や、知識をつけてより安全に飛ばしたい方にもお勧めできる資格だと思います。
検定料はかかってしまいますが、一度取ってしまえば年度の更新料などは特にないと確認しておりますので、やってみてもいいかもしれません。
国家資格。ライセンスが定まってからでも、もちろんいいと思いますが。。。
ドローン飛ばすときは合格証をお財布にでも入れといて、何か言われたら3級です。2級ですと言えるだけでも安心感あります。(許可申請、法令等を守ってドローン飛ばしてても、なにやってんだー!なんて言われることありますので。。。)
ドローン操縦者はしっかりアピールして操縦を行いましょう。それのほうが怪しまれませんし、上空に飛んでいますと伝えることができますので。
今回はドローン検定3級の話でした。それではこの辺で。。。
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