ドローンを飛ばせる場所を探してみた。【DID地区以外】

ドローンを飛ばせる場所を探してみた。【DID地区以外】ドローン

登録・許可・承認のおさらい

2022年6月20日から100グラム以上が無人航空機となるため、ドローンを飛ばす場合はいくつかのステップを踏まなければなりません。それについては、別の記事で紹介しているので確認してみてください。

1・機体登録(DRS)必須
2・許可・承認申請(DIPS)必要に応じて
3・情報基盤システム(FISS)必要に応じて
4・リモートID 事前登録で3年免除

上記の手続きをすべて済ませてようやく飛ばせるー!と思っても、では。どこで飛ばすのかが問題です。

私有地は許可が必要



車で走って探しに行こうとかいって、広い土地があってここ飛ばせそうな場所だなーと絶好の場所と見つけたとしてもその場所はだいたい「私有地」であり、その持ち主の方に許可をもらわなければ勝手に飛ばすことはできません。

Ree
Ree

土地の所有者なんてわからないし、許可をとることは難しと思います。

Tree
Tree

それじゃ、公園とかは?

「公園」は行政や各自自体で管理の仕方が違うので、確認する必要がありますが基本的にNGの場合が多いです。

よく公園の看板に「ゴルフX」「ドローンX」とか書いてあったりします。広い公園だったとしても、上空にブンブン飛んでいたら危険だというのも理解できます。

Tree
Tree

山とかは?

山・山林は、森林管理局

山、山林も所有者がいますので、勝手に飛ばすことはできないです。ただ、山林とかで国が持っている「国有地」というところも存在します。国有地は電話で確認して許可をもらえれば飛ばせそうです。。。

が、結構遠かったり、行くまでが大変そうです。

一般の人が国有林野内に入る場合は、事前に(最低でも1週間前)に「入林届」を森林管理局に提出しなければなりません。目的や飛行経路、高度等を決めることと、安全な飛行のガイドラインに遵守してということになります。

管理している森林管理局に確認してください。

国有林野内で無人航空機(ドローン、ラジコン機等)を飛行させる場合の手続:関東森林管理局
関東森林管理局ホームページ
Tree
Tree

海岸は広くて飛ばせそうだけど?

海岸は、港湾管理局と海上保安庁

関東付近を確認すると神奈川周辺の海岸付近はぎりぎりまでピンクになっているのでDID地区が海岸ラインだとわかります。千葉房総あたりは大丈夫な感じですが、海岸線に関しては、港湾管理局、海上保安庁の管轄となります。空にも法律があるように、海にも存在してます。

港則法」というものがあり、ドローンによって船舶の運航を乱したり、墜落してきたりと安全を阻害してしまうからです。

申請業務として「行事届」というものがあるのですが、そう簡単なものではないそうです。

相談をすれば、ドローンが海に落ちた場合の回収方法まで聞かれるそうです。海に落ちたままになると不法投棄となりそうです。

ピンクがDID地区なので、その部分で飛行する場合は許可・承認が必要。原則は人もの30メートルの離隔が取れる場所での飛行で行いましょう。

海しるのサイトで確認できますが、港則法区域内付近でのドローンフライトは危険ですのでやめましょう。それと、フライトは海岸線までにとどめておくほうが賢明だと思うます。海は風が強いし、さらに上空は突風も吹きますので、海にロストする可能性はゼロではないです。

Tree
Tree

河川がいいのでは?

河川・河川敷は、行政・管理事務局

山林や海岸など検討してきましたが、河川は比較的飛ばしやすい場所かなと思います。
河川も「河川法」というものがあります。

当然ではありますが河川によって異なるため、場所を管理している管理事務所に問い合わせをする必要がありますが、そこまで難しいい作業ではないかと思います。河川は非DID地区ではありますが、人物30メートルの離隔が取れない場合は許可承認を取っておいたほうが無難ではあります。

Ree
Ree

河川敷も場所によって管理の仕方も変わってくるため、電話で確認したうえで、安全に飛行をしてください。

空をシェアするサービス

ドローン飛ばして楽しみたい!と思っても、飛ばすところがないんだろーか?とネットでいろいろと検索していたところ、エス:マーケットというサイトを発見しました。

トルビズオンというところが運営しております。広い土地を持っている所有者と、ドローンを飛ばしたい人とをつなぐ日本初?のソラシェアサービスのようです。



このビジネスモデルはニーズにマッチしたものだと思いました。飛ばしたいのに飛ばせない。広い土地があるけど何も使っていない。コストかからず、場所だけ提供というアイデアが素晴らしい!と感動しました。

メンバーズに加入すると、アンリミテッドが付いているところは飛ばし放題になり、それ以外はコインを購入して申し込みをするような形です。

ネット見る限りでは、場所もまだそれほど多くはなく、
利用されているのかどうかは何とも言えませんが、今度申し込んでドローン飛行までを実際にやってみたいと思いますので、その時はまたレビュー致します。

空をシェアする、sora:share
sora:shareは、空を使いたい人と土地所有者を繋ぐ全く新しい概念のシェアリングエコノミーです。

まとめ

ドローンで飛ばす場所を探すのは本当にたいへん。皆さんも同じだと思います。
今後はますますドローン人口が増えてくると思いますので、練習場等もできてくれればいいのですが。では今回はこの辺で。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました